かかる暮らしの味気無さ。
青すぎる空、というにはまだまだ早い季節ですが、皆さんいかがお過ごしですか。
私は相変わらず室内から空を見る生活を送っております。
eastern youth - 青すぎる空 @ 森、道、市場 2019
皆さんご存じだとは思いますが、
ラノブンピック小説投下開始まであと30日らしいです。残り約1ヶ月。
「あと40日か……楽勝だな!」とか思ってた10日前の自分。
そろそろヤバいことに気が付いたかい。
今回、投下絵の枚数がなんと139枚もあるそうで。こいつはすげえや。
これだけの枚数を投下してくれた絵師さんたちに拍手。そしてこれをまとめきった主催者にも拍手。すげえや皆。
これだけあれば選びたい放題ですね。どの絵で書くか、皆さん流石に決まったと思いますが、進捗いかがですか? 私は……私は……うん……。まだ1/3くらいなので……。
けど、やっぱり書いてて思うのは絵から物語を膨らませていく難しさですよね。
いつもみたいに自由気ままにテーマを決めて書くというよりは、その絵を読み取る力が必要になってくると思うんですよ。絵にもストーリーが付随していて、どういった話を書いてくれるかを想像しながら描かれてると思うんですよね。それをいかに解読して、深堀して、そして面白い話にもっていけるかという、作者の力量が試される祭りだなぁと思います。
私の場合、書けるジャンルの幅がそんなに広くありません。日常とか青春とか、あとスポーツものとか。せいぜいその程度です。今回のラノブンピックの絵を見るとファンタジーとかSF要素の強い絵が多いので、僕にとってかなり難しいチャレンジになってます。一時期、自分の承認欲求に負けて異世界転生モノ(流行りのあれですね!)を書いてみたのですが、滅茶苦茶につまらないものしか書けませんでした。
これはもう、単純にインプット量のせいなのかなと思っております。自分はライトノベルという分野にあまり触れたことがありません。(小学生の頃に青い鳥文庫の作品は読んでました)加えてファンタジー・SF系のジャンルも通ったことがないので(せいぜい星新一とかハリーポッターくらい)単純に知識量というか、雰囲気をつかめないんですね。なので、そういったものが書けないと。致命的ですね。映画とかでもそういったジャンルのものをあまり根詰めて見たことがないのです。
私が読んだことがあるのは、一般文芸の書籍ばかりなのです。村上春樹、伊坂幸太郎、朝井リョウ、西村賢太、中村文則などなど。(本棚から適当にピックしました)
「そんなんでよくお前小説なんて書こうと思ったな!」と言われれば、おっしゃる通りで何も反論できないのですが、やはり読んでたら書きたくなってしまうのが人の性というものじゃないでしょうか。違いますか? そうですか……。
とにかく、現在は試行錯誤しながら今書けるものを書いてます。無理やり書いた文章はやはりどこか面白く無さが出てくると思うので、今回は無理せずといった感じです。
ですが、いずれそういうものも書いてみたいですね。とりあえず何から読んでいけばいいんでしょうか。「1984年」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」とかから手を付けるべきなんですかね。
とかなんとか書いている間にこの漫画を思い出しました。
この漫画は古今東西あらゆる名著や名作家、読書スタイルや「読書家あるある」について語る「名著礼賛ギャグ」(By Wikipedia)なのですが、その中に出てくる神林というキャラがガチの読書家でSF大好きっ娘なんですね。
「筒井康隆の『あるいは酒でいっぱいの海』はコレが元ネタになっているんだからね ファンにはなじみ深いのに今更なぜ変える! ニュアンスが原文と違う? うるせえバカ! SFはしょっちゅう絶版になるんだけど復刊したと思ったら表紙がダサくなったり あっディックの真っ黒い表紙はイイよ買いなおした ウフッ! ……でタイトルが微妙に違ってたりガッカリなこともたまにあるんだよ スタージョンの『死ね、名演奏家、死ね』は『マエストロを殺せ』なんていう味も素っ気もないタイトルに変えられたことがあったし、ヴォネガットの『スローターハウス5』は昔『屠殺場5号』だったんだ 日本語の方がわかりやすくてよくね? あとジュール・ヴェルヌの『海底二万里』! 『海底二万海里』だったり『海底2万マイル』だったり『海底二万リーグ』だったり…… えーとまあ これはどうでもいいや アハハ!
こんな感じの結構な語りを繰り広げることが多い彼女ですが、その紹介していたりする作品は大体SFなので、そこから拾って読んでいくのもありかなとか思ってしまいました。紹介されているのは有名どころなので、まずハズレは引かないかなと……。
もしくはどなたか。この神林ほどの熱量はいりません。ただ一言おススメを書いて教えてくださるだけでも結構です。ラノベ(ライト文芸含む)、SF・ファンタジーのジャンルの本について、どうか私に知識をお恵みください。よろしくお願いします。
以上。